踊ってから考える

エンターテインメント過剰摂取記録

2023年現場まとめ

もう自分の備忘録のつもりで……

ライブ・舞台他
0128 葉月@日本橋三井ホール
0202 星組 ディミトリ@東京宝塚劇場
0207 刀剣乱舞 禺伝矛盾源氏物語@TDCホール
0216 ヴィジュアル系のお話がしたいの@代々木A Talk Club WOOFER
0221 花組 うたかたの恋@東京宝塚劇場
0312 lynch.@Zepp DiverCity
0315 ルージュブック@渋谷WWW
0402 宙組 カジノ・ロワイヤル@宝塚大劇場
0406 ワンコインパレードvol.1@渋谷O-nest
0413 THE MUSIC MAN@日生劇場
0418 月組 応天の門@東京宝塚劇場
0425 A Story of departure@高田馬場PHASE
0427 THE MUSIC MAN@日生劇場
0427 うるトラすフェスvol.13@渋谷CLUB QUATTRO
0504 HYPE IDOL!GW DX!@山野ホール
0515 ヴィジュアル系のお話がしたいの@代々木 A Talk Club WOOFER
0517 宙組 カジノ・ロワイヤル@東京宝塚劇場
0529 ワンコインパレードvol.2@渋谷O-nest
0617 mini TIF 夏本番☆直前SP@GARDEN新木場FACTORY
0622 雪組 ライラックの夢路@東京宝塚劇場
0625 話す、松永天馬@新宿ロックカフェロフト
0706 刀剣乱舞歌舞伎 月刀剣縁桐@新橋演舞場
0720 ワンコインパレードvol.4@渋谷O-nest
0810 アイアラうるトラす@ヒューリックホール東京
0815 PLATINUM SUMMER Fes@渋谷O-WEST
0828 ワンコインパレードvol.5@渋谷O-nest
0831 舞台「生きる」@シアター・アルファ東京
0904 アレンBDイベント@Zepp DiverCity
0913 IDOL CONTENT EXPO@新宿BLAZE
0926 花組 鴛鴦歌合戦@東京宝塚劇場
1001 色々な十字架やや公式同人即売会@浅草橋東京文具共和会館
1014 Plastic Tree@Zepp DiverCity
1023 キャメロット@日生劇場
1030 Peel the Apple×Jams Collection@渋谷O-WEST
1103 見世物小屋は終わらない@池袋EDGE
1106 ワンコインパレードvol.6@渋谷O-nest
1121 色々な十字架@恵比寿LIQUIDROOM
1206 ワンコインパレードvol.7@渋谷DESEO
1223 miniTIF クリスマスSP!@GARDEN新木場FACTORY
1228 MUCC@国際フォーラムA

映画
RRR
ゲゲゲの謎

競馬
0219 東京競馬場フェブラリーS
0321 浦和競馬場
0909 東京競馬場
1223 中山競馬場中山大障害

書き出したら40現場行ってて自分で吃驚した。
今年はアイドルと宝塚にハマったのがでかすぎたのですが、宝塚は色々あって、後半15枚くらいチケが返ってきたのに前半そこそこ行ってたな?
今、一番熱いのは正直競馬なわりに競馬場には思ったより足を運んでいないな?WINSにはまあまあ行ってる。
2024年は川崎と船橋南関競馬場と西方面に競馬遠征したい。
ヴィジュアル系から足が遠のきすぎていて、2023年で一番見たヴィジュアル系、色々な十字架で笑う。
色々なエンタメに散り散りになったバンギャル、色々な十字架に集結している。
2024年はまた異動の気配を感じつつあるけど、また1年楽しくやりたいですね。

2022年現場まとめ

もう現場まとめしかはてブ書いてなくない?

ライブ・舞台
0108 Angelo@渋谷O-EAST
0109 Angelo@渋谷O-EAST
0115 Angelo@代々木第二体育館
0116 Angelo@代々木第二体育館
0205 Plastic Tree@Zepp KT yokohama
0214 有村竜太朗@グローリアチャペルキリスト品川教会
0224 キリト@LINE CUBE SHIBUYA
0329 CIVILIAN/Develop One's Faculties/ヨルニトケル@高田馬場CLUB PHASE
0330 葉月@渋谷O-EAST
0402 Plastic Tree@Zepp DiverCity
0505 Plastic Tree@Zepp DiverCity
0618 Plastic Tree@Zepp DiverCity
0623 THE BOY FROM OZ@東急シアターオーブ
0627 THE BOY FROM OZ@東急シアターオーブ
0628 Plastic Tree@LINE CUBE SHIBUYA
0629 Plastic Tree@LINE CUBE SHIBUYA
0910 Plastic Tree@神奈川県民ホール
0924 有村竜太朗@下北沢シャングリラ
0924 有村竜太朗@下北沢シャングリラ
1012 凍える@渋谷PARCO劇場
1013 凍える@渋谷PARCO劇場
1020 HiGH&LOW THE PREQUEL@東京宝塚劇場
1027 HiGH&LOW THE PREQUEL@東京宝塚劇場
1104 りさ子のガチ恋♡俳優沼@ニッショーホール
1111 Plastic Tree@CLUB CITTA'
1123 lynch.@日本武道館
1227 キリト@グランドプリンスホテル新高輪 飛天の間


映画
呪術廻戦0
大怪獣のあとしまつ
名探偵コナン ハロウィンの花嫁
シン・ウルトラマン
 HiGH&LOW THE PREQUEL ライブ・ビューイング
HiGH&LOW THE WORST X ×2


その他
ゴールデンカムイ展(ギャラリーアーモ) ×5
東京ダービー大井競馬場
GIII サウジアラビアロイヤルカップ東京競馬場
GI 天皇賞秋(東京競馬場
歌舞伎町フランクフルト学派第3回
ysk works(ギャラリーコウゲツ)
毒展(国立科学博物館


27現場で思ったより入ってた。
4月に転勤&引越しで不惑手前で初めてのマンション一人暮らしすることになったので、現場減るかな〜と思ったけど、去年と1現場しか変わらない上に新たに競馬にハマって、宝塚にハマりかけなので、バンギャル落ち着いても現場は減らない。
しかし、仕事が忙しくクリスマスにキリト観ないのも、プラの年末公演観ないのもウン年ぶりでは?
まあ、今年は被ってたので、仕事が落ち着いていてもどちらかしか観られませんでしたが……。
Angeloが活休してしまったので、プラばっかり観てた。
宝塚と競馬はチケのためにクレカがいるので、クレカが2枚増えた。

去年ハマりまくったゴールデンカムイ、原作は大団円を迎えたものの、アニメの4期が始まった(途中延期になったけど)ので、供給が凄い。展に5回も行ってしまった。
チケを取った時は会場が職場から徒歩圏だったから調子こいてめちゃくちゃチケを押さえていたので……。
今年一番並んだ行列はゴールデンカムイ展の入場待ちです。尾形の色紙の金曜日。
ゴールデンカムイも宝塚で舞台になってくれ。実写映画は知らないですね……。

ヅカロー入りで宝塚の永遠の新規になりそう。来年はディミトリを観る予定と応天の門カジノ・ロワイヤルのチケを取る予定。MAKAZEIZMのチケ存在してる??? 
バンドマンにほとんど手紙書いたことないのに、ジェンヌさんに手紙書いてしまうほどです。

競馬は的中が56%あるのに回収68%で賭け方が下手過ぎるんよ。来年は回収上げていきたい。
年間で15万くらい負けましたが、ライブ25回分だと思えばめちゃくちゃ楽しめる。スマホで馬券買えるからね!
人はこうしてギャンブルにハマっていきます。
来年は地方競馬場や牧場とかも行きたいですな〜!

あとついったーにはほとんど書いてないけど、音ゲーのプロリーグを見始めました。
ビーマニのリーグが終わって、今はボルテのリーグ観てる。来年はダンレボのリーグもある。
ビーマニのリーグは今年で3年目らしいけど、ボルテとダンレボは今年からなので、今が見時。
勝敗わかりやすいので、ルール分からなくてもなんとなくで観れます。毎週水曜日につべで配信してるよ。

今年はこんな感じで。
本当は競馬と宝塚について記事まとめたかったね。

2021年現場まとめ

去年に引き続き、一年分まとめて。

 

ライブ・舞台
0109 Angelo@渋谷O-EAST
0110 Angelo@渋谷O-EAST
0215 『Oslo』@新国立劇場
0217 『Oslo』@新国立劇場
0220 Plastic Tree@Zepp Tokyo
0224 Angelo@TDCホール
0306 有村竜太朗@国際フォーラムC
0402 ザ・老害トークショー@高田馬場AREA
0415 ムック@LINE CUBE SHIBUYA
0510 lynch.@Zepp KTyokohama
0516 Plastic Tree@Zepp Tokyo
0603 heidi.@渋谷マウントレーニアホール
0613 Angelo@Zepp Haneda
0704 lynch.@立川STAGE GARDEN
0714 lynch.@LINE CUBE SHIBUYA
0725 Plastic Tree@森のホール21
1002 ムック@ザ・ヒロサワシティ会館
1003 ムック@ザ・ヒロサワシティ会館
1004 Angelo@豊洲PIT
1022 老害トークショー2@高田馬場AREA
1028 V6@横浜アリーナ
1031 lynch.@新木場STUDIO COAST
1129 Angelo@CLUB CITTA
1130 Angelo@CLUB CITTA
1203 ムック@新木場STUDIO COAST
1212 葉月@中野サンプラザ
1225 Angelo@渋谷O-EAST
1226 Plastic Tree@パシフィコ横浜


映画
あの頃。
シン・エヴァンゲリオン
劇場版科捜研の女
きのう、何食べた?


なんだかんだ28現場入っていた。

2020年末、普通に楽しく読んでいたゴールデンカムイで気付いてしまって、春から二次創作に明け暮れていたので、今年これしかはてブ書いてないことに。

去年はでかめのメンバー脱退の発表があったと言うのに、今年はでかめの活休発表があってバンギャルのわたしは瀕死、担当グループが解散してジャニオタのわたしも瀕死、どハマってる金カムの推したちは死亡フラグ乱立でオタクのわたしも情緒不安定な2021年だった……。

2022年はハイローが宝塚の舞台になるので、取り敢えず、友の会の申込はしました。

2020年現場まとめ

毎年、上下で分けてたけど、今年は禍があったので、1年分まとめて。


ライブ・舞台
0105 Angelo@マイナビBLITZ
0113 メリー@四谷HoneyBurst
0119 葉月@メルパルク東京ホール
0123 defspiral×MUCC@TSUTAYA O-EAST
0202 MUCC@新宿BLAZE
0208 メリー@神田明神ホール
0209 MUCC@恵比寿LIQUIDROOM
0214 有村竜太朗@キリスト品川教会グローリアチャペル
0217 defspiral×lynch.@TSUTAYA O-EAST
0224 Angelo@LINE CUBE SHIBUYA
0227 defspiral×メリー@新宿BLAZE
0313 共骨@さいたま芸術劇場
0313 Develop One′s Faculties@高田馬場AREA

0718 Angelo@六本木EX THEATER
0808 メリー@中野ZEROホール
0918 メリー@赤羽ReNY
0919 メリー@日比谷野外音楽堂
0922 Plastic Tree@神奈川県民ホール
0922 Plastic Tree@神奈川県民ホール
1004 Angelo@大宮ソニックシティ
1025 lynch.@日比谷野外音楽堂
1115 cali≠gari@神田スクエアホール
1117 Plastic Tree@LINE CUBE SHIBUYA
1225 Angelo@TSUTAYA O-EAST
1227 MUCC@日本武道館


配信
0603 heidi.
0607 Angelo
0628 Plastic Tree
0705 Angelo
0726 ムック
0812 ムック
0818 heidi.
0821 ムック
0828 有村竜太朗
0910 lynch.
0911 lynch.
0916 葉月
1010 Plastic Tree
1101 V6
1111 Plastic Tree
1123 Angelo
1226 寺子屋忘年会


映画
パラサイト


現場が25、配信が16(リアルタイムのみ)、映画が1なので、去年よりはそりゃ減ったけども、禍があった割には行ってますね…?
思ったより現場至上主義だったみたいで有観客ライブ+配信だと配信を見なくなってしまった……現場に入りたい……。
今年は禍もだけど、ダメージでかめの脱退発表が2つあったので……2021は禍もおさまるといいね……大晦日に東京はすげぇ数字になったけど……。

『星と脚光 新人俳優のマネジメントレポート』を読んだ。

※まあまあネタバレしてるよ!

 

 

 

『りさ子のガチ恋♡俳優沼』の松澤くれは先生の新刊が出たぞー!ってことで発売初日にKindleしました。

 

以下公式からのあらすじ

芸能界は事件がいっぱい!
天然新人俳優×全力マネージャー

私があなたを星(スター)にして見せる!

気鋭の舞台演出家が描くお仕事青春小説!


弱小芸能事務所・天神マネジメントに転職したまゆりが、オーディションで目を付けた、天真爛漫な新人俳優マコト。彼は破天荒な行動ばかりでまゆりを振り回す。二人は人気2.5次元舞台の出演を二人三脚で目指すのだが、マコトの暴走、大手事務所の妨害、さらに過去のスキャンダルと、舞台デビューはトラブル続きで!?
気鋭の舞台演出家が芸能界の光と闇を描く、お仕事青春小説!

 

いや、こんなの買うしかないでしょ。りさ子の作者が書く若手俳優の話、読むしかないでしょ!
Kindleの予約が始まった日に予約して、発売初日にKindleしたわけですが……


先に書いておきますが、これは感想ブログであると同時にお気持ち表明ブログです。
ストーリーは面白かったけど、フロア側、客席側の人間として割と怒ってるので、最初はブログを書くのもどうしようかとも思ったんですけど、りさ子であそこまで「見る側」の話を書いたんだから、当然こういうお気持ち表明ブログも想定内ですよね!?って気持ちで書いてます。

 

これは言い訳ですが、わたしは松澤くれは先生の小説、今回の『星と脚光』の他、『りさ子のガチ恋♡俳優沼』は当然として『鷗外パイセン非リア文豪記』も買ってますし、『最期の初日』のために小説宝石も買って読みましたし、舞台もりさ子の再演後の『トルツメの境界線』、『共骨』も観に行ってるので、ファンを名乗ってもいいのでは?と思ってますし、だからこそのお気持ち表明ブログです。

 

まさに!これが!ファンの勝手なお気持ち表明ブログ!

 


話を戻す。
タイトルや引用したあらすじにある通り、『星と脚光』はある事件がキッカケで大手芸能事務所を退職、一年の引きこもりを経て弱小芸能事務所の天神マネジメントに転職したマネージャーの菅原まゆりが主人公。
まゆりは古巣の事務所で行われたタレント養成学校の生徒のオーディションで一人の青年をスカウトする。
ドラマに出ることを目標とする若手俳優の卵、マコト。
まゆりはマコトを売り込むために旧知のテレビ局のプロデューサーやキャスティング担当に会いにいくが、大手所属ではなくなったまゆりに周りは冷たく、上手くいかない。
そんな中、天神マネジメントの看板で人気若手俳優集団「ヤミテラス」のリーダーの神武武士が主演の一人として出演していた人気2.5次元舞台「けまりストライカーズ」通称「まりステ」が原作に追い付いたことを理由にキャストを一新、2ndシーズンを始めることになり、まゆりとマコトは主演の座を目指して、オーディションに挑む。
オーディションはプロデューサー、もう一人の主演俳優でまゆりが元いた大手芸能事務所所属の秋山悠、新進気鋭の演出家・胡桃沢ミルクの他、ネットの生中継で視聴者も投票が出来る参加型オーディション。
マコトは初演の舞台の台詞は勿論、原作を読み込み、主役のキャラの衣装を再現し、見事視聴者投票、演出家の票を得て、主役の座を射止める。
しかし、キャストが発表されると主役はオーディション2位で秋山悠と同じ事務所の唐巣トオルになっており、マコトは脇役の老け役に。
まゆりは抗議に行くも、決定は覆らず。
新キャストは観客に受け入れられ、まりステの稽古が始まり……


は???
待って???
生放送の視聴者参加型のオーディションをやって、視聴者と演出家が選んだキャストじゃない配役が受け入れられる?????
どこの世界線の話?????
この世界の観客は感情がないのか?????
そんなわけあるかーーーい!!!!!

 

いやいやいやいや、これ絶対ダメでしょ。1000%炎上するでしょ。炎上しないわけないでしょ。

 

まず「まりステ」のファンのお気持ち表明ブログでしょ、原作ファンのお気持ち表明ブログでしょ、秋山悠のファンのお気持ち表明ブログ、神武武士のファンのお気持ち表明ブログ、唐巣トオルのファンのお気持ち表明ブログ、胡桃沢ミルクのファンのお気持ち表明ブログ、三日三晩お気持ち表明ブログがTLに流れ続ける大炎上祭でしょ、これ。

 

こんなに全方向の客を馬鹿にしてることある?
既にシリーズ化してる舞台で、世代交代のオーディションを公開でやって、視聴者に投票させて、その場で結果が出てるのに、結果と違う配役が受け入れられる?そんなわけ絶対にないね!

 

世代交代のオーディションを観てる客はそれぞれの推し俳優はいるだろうけど、「まりステ」が好きだから、次の世代のオーディションに参加してるわけだし、そこで視聴者1位をとって、演出家が支持した俳優を理由の説明もなく配役変更させられて、納得して今後も「まりステ」を応援する?するわけないじゃん!

 

どっからどうみても圧力が掛かって配役変更になってるのが丸わかりで、そんなことを自分の好きな舞台でされて「まりステ」のファンが納得する?自分の推しがゴリ押し丸出しで主演になってて、唐巣トオルのファンは喜ぶ?自分の推しが引っ張ってきた舞台でそんなことされて、秋山悠や神武武士のファンは納得する?「面白い舞台が作れればいい!」って生放送で宣言した演出家が配役変更に何も言わずに演出続けてて不信感持たない?


全部無理でしょ。
こんなの燃えるだけ燃えて、演出家が降板するか、舞台公演が飛ぶか、配役を戻すかするまで収まらないでしょ。
虚無どころか地獄でしかない、こんな舞台。

 

小説の中の話って言ったらそれまでだけど、この小説の中の世界で若手俳優推すのも2.5次元舞台観るのも絶対に嫌だね。
こんなにも観客が軽んじられる世界。

 

マネージャーと若手俳優の話だから、何かが起こらなきゃ話が進まないのはわかるけど、だったらオーディションは密室でやれば良かったわけで、そこで原作者と演出家が支持したけど……でも同じ流れになったと思うんですけど、オーディションを公開設定にしたのは何故?
その方が主役の若手俳優の魅力と大手芸能事務所のやり方の汚さが際立つから?そのために「まりステ」のファン、「観る側」を軽んじたんです?
いや、本当にマジで。

 

この後の展開はまあ、初舞台で老け役に成りきれず四苦八苦するマコト、まゆりとマコトの因縁が明かされ、それでも舞台は開き……最終的にはハッピーエンドで続編が期待される爽やかな内容で全体的には面白かったですよ、わたしはオーディションのところで完全に虚無になって、この話からは心が離れましたけど。

 

松澤くれは先生の文章は読みやすいし、この手の「推し」を題材とした話の中ではやはり抜群に解像度が高いし、これはあくまでわたしの感想、お気持ち表明なので、読んだ人の色んな感想は是非読みたいとは思ってるんですが、続編が出るのであればもう少し観客に優しい世界線になってると良いなとは思います。

 

 

以上、勝手なお気持ち表明ブログでした!

『推し、燃ゆ』を読んだ。

※内容にまあまあ触れています。
※個人の感想です。

 

 

 

7月7日発売の文藝に掲載されている『推し、燃ゆ』を読んだ。
発売直後から話題になっていたようで、TwitterのRTで知った。
すぐにKindleで検索したが、電子版はなく、翌日の仕事終わりに職場近くの本屋に行ったけど既に売り切れで、職場最寄駅近くの本屋にもなくて、e-honでも取り置き予約出来ず、Amazonでもプレ値で送料抜きで1.5倍くらいになっていて、本屋がある駅で途中下車してなんとか手に入れた。
雑誌を探し歩いたのは久々である。

 

Twitterでタイトル検索すると絶賛の嵐だし、好きな題材なので期待して読んだが、読み終わってから、ずっと色々なことを考えている。

面白いか面白くないかで言えば、めちゃくちゃ面白かったし、文章も読みやすくて上手いと思う。

でも、どうにも好きじゃない。
このどうにも好きじゃない理由を考えて唸っている。


『推し、燃ゆ』は推しがファンを殴って炎上した女子高生あかりが主人公の話だ。

推しが燃えた。ファンを殴ったらしい。まだ詳細は何ひとつわかっていない。

こんなに判りやすい書き出しがあろうか。
主人公が推すアイドルがファンを殴って燃えた。
そりゃ燃えるだろう。カノバレのような「アイドルじゃなかったら他人が口出すようなことじゃないこと」ではない。傷害事件だ。
燃えに燃える「推し」と「あたし」の話が展開されるのかと思ったが、詳細は結局最後まで判らない。
主人公のあかりにとって知りたくないことだからだろう。
どんな理由であれ、これからも推し続けると決意は固かった。

あたしのスタンスは作品も人もまるごと解釈し続けることだった。推しの見る世界を見たかった。

あかりは推しに認知されたいタイプのファンではない。
推しの発言、演技、パフォーマンスを分析し、解釈し続けることであかりは推しの発言も予想できるようになり、予想が的中することで解釈はより強固になる。
解釈をまとめたブログは閲覧数を伸ばし、あかりのブログのファン、積極的ではないにしろ、ネット上の繋がりが出来る。

あかりの推しはどうやら逮捕はされず、グループの活動休止も本人の謹慎や脱退もなく、途中だったツアーはそのまま続行される。
推しが所属するグループ*1は人気投票がある。1位になるとアルバムでソロ曲がもらえて、推しは去年1位だった。

今年は当然順位が落ちることが予想されて、あかりは全てを捧げるつもりで推しを推す。
1枚2000円のCDを買うためにバイトのシフトを入れるだけ入れる。
しかし、あかりは上手く日常生活を送れない、「保健室で病院への受診を勧められ、ふたつほど診断名がついた」という表現をされているが、おそらく発達障害で、バイト先の居酒屋でも常連客から「チューハイちょっと濃くしてよ」程度の忖度してくれにパニックになってしまい、いつまでも慣れない。
バイトだけでなく学校の生活も儘ならず、家族の理解も全くない。

あかりが推しにハマった瞬間の凄まじい描写とかわらぬ語彙力で紡がれるあかりの儘ならない日常生活が読んでいるだけでしんどい。
何も上手くいかない生活を推しを推すことでなんとかやり過ごしているあかり。

結局2000円のCDを50枚買って投票するが、推しは最下位になってしまう。
あかりはもっと何もかもを投げ捨てて、推しを推すことに集中しなければと思うが、あかりを取り巻く環境は推しとは全く関係のないところで変わっていく。

高校を留年することになり結局退学する、祖母が亡くなった時に連絡を忘れて無断欠勤しバイトをクビになる、当然就活も上手くいかない。
半ば追い出されるように実家を出ることになり、祖母が住んでいた家でひとり暮らしをすることになるが、すぐに部屋を散らかしてしまう。

あかりは推しを推すことでなんとか立っているけど、推しの存在はあかりの生活を変えることは良くも悪くも一切ない。
推しに狂って借金してどうにかなることもないが、推しを推すために仕事を頑張ることどころか就活が上手くいくこともない。

推しが燃えてから1年ほど経ったであろう日、あかりの推しに熱愛報道が出る。
あかりの生活は大きく変わったが、その間の推しがどうなったかの説明はない。
熱愛報道の見出しに「ファン離れ加速!?」とあるから、まあ人気は落ちたのだろうくらいのことしかわからない。
熱愛報道が出て数日後、推しがインスタライブを行う。
熱愛報道が出た後のインスタライブで推しは「すぐに発表されるから」とフライングでグループの解散を発表する。
その上、解散発表の記者会見に左手の薬指に指輪をつけて出て来て、解散コンサートをもって引退を発表する。

最悪である。他人(あかり)の推しだが、最悪としか言いようがない。
人気投票の結果発表をテレビで中継するような、解散コンサートをドーム*2で行う規模のグループでこれはない。

当然だが、あかりの推しは第三者は勿論、グループの他のメンバーのファンからも叩かれる。
推しの言動も推しを叩く声も上手く受け取れないまま、あかりは最後まで、全てを捧げようと推しを推そうと決める。
今まで買わなかった物販のグッズも買い、解散コンサートツアーで遠征し、推しのメンカラー一色のコーディネートでツアーファイナルへ行く。

解散コンサートの記者会見以降、あかりの推しの台詞はない。コンサート最後の挨拶の描写もない。
あかりが見た、あかりの目を通した推しの輝く姿とあかりの感じたことの描写だけがあって、あかりの推しは呆気なく引退した。


推しが引退したことを上手く受け止めきれないあかりは解散コンサートのDVDを観て、ブログをまとめようとするが、書いては消しを繰り返す。
気分転換のつもりで散歩に出て、匿名掲示板で晒されていた推しのマンションへ向かう。
マンションを見る。マンションのベランダに洗濯物を干そうとして出て来た女性を見て、あかりは推しが「人」になったことを改めて実感し、その場を後にする。
その女性が推しの関係者かどうかはどうでも良かった。

あたしを明確に傷つけたのは、彼女が抱えていた洗濯物だった。あたしの部屋にある大量のファイルや、写真や、CDや、必死になって集めてきた大量のものよりも、たった1枚のシャツが、一足の靴下が一人の人間の現在を感じさせる。

一生推そうと思った推しがいなくなって、あかりは色々なことを考える。
推しは何故ファンを殴ったのか。何故推しを推してたのか。推しがいなくなって、どうやって生きていくのか。
あかりはそれでもなんとか生きていくつもり、といったところで話は終わる。


面白かった。描写が細やかで、推しを好きになったところなど素晴らしい表現だと思った。
でも、やっぱりどうにも好きになれなかった。

 

わたしはステージとフロアを題材にした作品が好きだ。
『推し、燃ゆ』も題材としては好きな題材であることは間違いない。
所謂純文学と言うものが好みではないのかと思い、その後二日で『武道館』と『婚外恋愛に似たもの』も読んだ。

そこでなんとなく自分の好きな話がわかった気がする。
わたしが好きなステージとフロアの話はステージとフロアの間で何かが発生する話なのだろう。
それが良くも悪くも、両側でも片側だけでも、何かが起こる話。

『推し、燃ゆ』は推しは燃えたが、推しが燃えたことであかりの生活はバイトを増やしたくらいで特に変わらなかったし、推しが燃えていなくてもあかりはいずれバイトをクビになって、実家を追い出されただろう。
あかりは推しを推すことでなんとか立っていたけれど、推しのせいや推しのために狂うことはなかった。狂うことも出来なかった。

ただ、推しを推していて、それとは関係なく生活が儘ならない。


ああ、わたしは誰かのせいや誰かのために狂っていく人の話が好きなんだなあ、下世話だなあと改めて自覚してしまった。
だから、どうにも好きな話じゃないんだなあ、と思い至ったのだった。

 

 

 

 

 

 


さて、ここからは完全に余談なわけですが!
本屋をハシゴして掲載されている「文藝」手に入れたけど、電子でも読めればなーと言うツイートをしたわけですよ!

それに対して、こんな引用RTがついたんです。

お???これは絶対に電子版は出さないって喧嘩を売られているのか???わたしはツイートの時点で手に入れているが???Amazonでプレ値になってるところだけに反応していないか???文芸誌のTwitter担当なんだから140文字内で書いてあることちゃんと読んで?????と思いながら、破れ掛けのオブラートに包んで、「(前略)電子にしねぇって決意の宣言で良いってことですよね?」って引用RTし返したら、まあ返信はなかったんですけど、その同じアカウントで『推し、燃ゆ』の感想のツイートをRTされたので、滅茶苦茶印象悪いことするなあ、文藝!って思いました!

以上、余談でした!

 

*1:男女混合グループで人気投票やるか?とは思った

*2:後の記述で数千人を収容したドームとあるので、ドームとホールを間違っているのかもしれないし、ドームだけど数千人しか入らなかった可能性もある

合法的にいなりを食べる会のエアセトリ

【4/23追記】

状況の先行きが見えないので、中止になりました。

 

2020年4月3日に予定していたHOLIDAY SHINJUKUで合法的にいなりを食べる会ですが、流石にこの状況で開催するのは難しいので、一旦4月3日の開催は中止としまして、現在延期日程を調整中です。

こんな展開になるとは思ってなかったので、完全に勢いで借りたのにホリデーには事細かに対応してもらって感謝しかない。
バンギャルの本業としては延期になった死刑台のエレベーターでお世話になります。

延期日程調整中ですが、正直どうなるか*1わからないので、4月3日に予定していたざっくりとしたタイテとセトリでもまとめておこうかな、と。
なお、時間は目安で延期日程では掛かるかもしれないし、掛からないかもしれない*2
ハイローは絶対掛けるけど!


18:00~

オープン時は絶対これを掛ける。これは確定事項です。
Top DownをBGMにいなりを持ったバンギャルがホリデーに入ってくるの、正気じゃなくて最高じゃない???
『HiGH × LOW THE WORST』(以下ザワ)の鳳仙学園のテーマ曲。
ザワはマジでマジで映画としても面白いので、機会があれば観て欲しさしかないけど、まだ円盤が出てない!HIROさん、はやく円盤出して!!!
ザワはザワとしてほぼ独立してるので、他のHiGH × LOW観てなくても単体で観られます。
2019年秋に一部のTLを席巻した小田島有剣はなんとこれにしか出てない!
貼ったつべはザワのトレーラーですが、EXILE THE SECONDの公式だともっと聴ける。映像ないけど。
世界は狭いので、ツインボーカルのNESMITHはGLAYHYDEのイベントにちょいちょい出てるし、SHOKICHIは京ちゃんと対談してるし、ライブに来てメンバーと写真撮ったりしてる虜である。

 


こっちがザワの主題歌。
THE RAMPAGE from EXILE TRIBEはボーカル3人、パフォーマー13人の16人グループなので、初見は何人いるかわからないまま終わってしまうけど、ザワにボーカル2人とパフォーマー2人出てて、HiGH × LOWの方にもパフォーマー3人出てるので、ハイローを観れば7人と出てないボーカルでアッという間に半分見分けが付くようになるので、ハイローを観ろ。
ザワの主役の花岡楓士雄こと川村壱馬はザワで楓士雄やってる時とランペで歌ってる時はまるで別人なので、咄嗟に判断が付かないかも知れないけど、それが沼の入口です。
あと、ハイローからLDHに入ると何故かハイローに出てない人にハマると言うハイローあるあるが発動しがちの上にランペは出てない人が9人いるので、後はわかるな?

 


取り敢えず、ザワ曲絶対掛けたい!からどうやってヴィジュアル系に戻すか?って考えて、映画繋がりでheidi.にしようと思って。
今やドラマにバラエティに引っ張りだこの風間俊介主演の『前橋ヴィジュアル系』の主題歌。
heidi.は主題歌だけじゃなく、劇中歌も何曲か流れるし、ちょろっとだけど出演もしてるよ!
Kinkiが好きだった義彦が舞台挨拶かなんかでかざぽんとの共演をめちゃくちゃ喜んでいた記憶がある。
あと、主演のかざぽんは今年の大河*3徳川家康役で出るんで、そっちも良かったら。

 


heidi.でヴィジュアル系に戻したのとSadieのDVDのリクエストをいただいてたので、Counter Cultureだ!ってことでlynch.の3月に発売されたアルバムのリード曲。
しかし、CCって何年前の対バンツアーでしたっけね……その頃はheidi.しか追ってなかったので、イベント自体には行ってないんですけど、玲央さんの脚が5mある写真がTwitterに上がったのは鮮明に覚えている*4

 


lynch.の対バンツアーで思い出深いのはめりんちだから…!
正直ツアーがどうなるか気が気じゃないけど、取り敢えず何も考えずに頭ぶっ飛ばしたいので、今の気分でバイハレの動画貼りました。


18:30~
リクエストいただいていたので、SadieのDVD流す予定でした。
Sadieはイベントでは観たことあったけど、ワンマンの映像観たかった…。
OtEだったかな?で迷彩を聴いた時、「ほ、本物だー!」ってなったよね。セッションと言えば迷彩。
つべを漁ったけど、オフィシャルがなさそうだったので、映像なしで申し訳ない。
ボーカルの真緒くんが我が神ことキリトと仲良くしてくれてるみたいなので、感謝しかない。
キリトのYouTubeにもゲストで出てくれてるので、マジ感謝しかない。大切なことなので、何度でも言います。

2本出てくれてるんで、良かったら是非。
わたしのオススメは後輩に電凸する方です。


18:55

次もリクエストをもらってたので、ムックのDVD流す予定でした。
古めのと言うことだったので、2000年代のライブDVDか雑誌のおまけでついてたDVD予定してましたが、オフィシャルには流石にないので、オフィシャルチャンネルで一番古いリブラのMV貼ってます。
ていうか、リブラが発売されてもうすぐ10年なの…?マジで…?


19:10

一緒に企画してくれてる友人がマイナス人生オーケストラのオススメをまとめてくれる予定。
もうすぐマイナス人生オーケストラが解散して1年ですね……。
これが最後の表題曲になるのかな?他にも良い曲沢山あるんで、良かったら色々聴いてみて欲しい。
世界に見つかって欲しかった……!


19:30 丘三つ巴

丘出身なもので、ANDROGYNOUSでやった曲や代表曲、メギド、アクロと来たら絶望ってことでPIERROT、Dir en greyPlastic Treeの丘三つ巴の映像と音源の予定でした。
ANDROGYNOUSの告知映像があればなーと思ったんですが、なかったので取り敢えずプラの最新アルバムのトレーラー貼りました。
プラの公式チャンネル、今回のアルバムから動き始めたっぽいんで、良かったらチャンネル登録も…。
プラは2000年前後の曲流す予定でした。

時間長めに取ってたので、当日持込のリクエストがあれば、ここでも流したかったですね。


20:20
こちらも一緒に企画してくれてる友人のリクエスト予定。


20:40

こちらも一緒に企画してくれてる友人のリクエスト。平沢進を中心にってことだったので、平沢進で一番再生回数ある動画貼ったのですが、公式じゃなかったっぽいので、FUJI ROCK FESTIVALのアカウントにあった動画に貼り替えてます*5
賢者のプロペラが頭痛に効くことで有名。


21:00


リクエストいただいてた女子ドルプレゼンタイム。
Twitterで多分当日掛けない予定だった方のセトリを上げていただいてたので、そちらを貼りました。
ベッド・イン入ってて、その手があったか…!

 

かける予定だった方のセトリも上げてもらってたので、こっちも追加。

ZOCって戦慄かなのちゃんがいるグループですね!アウトデラックス毎週観てるし、はなまる~は松観てたので完全に歌詞わかる。


21:20

女子ドルの流れで男子ドルことジャニーズ。YOSHIKI作詞作曲のImitation RainでデビューしたSixTONESですが、個人的にJAPONICA STYLEが好きなので動画はそっち貼りました。
プロデューサーのタッキーが強火のキリターなので、強火振りが爆裂発揮*6されたタッキー&翼の夢物語も掛けたかった。
わたしの自担の坂本くんが所属してるV6も今年25周年なので、WAになって踊りたかった気持ちもある。
25周年コン、まだ告知ないけどやるよね!?


21:30
当日持込のリクエストがあれば、ここでもかけたかった。
なければ、この曲がかかっても床でいなりを食べ続けることが出来るのか…?みたいな煽り曲を立て続けにかけたかったですね。


21:50

『HiGH × LOW』の主題歌です!
ザワはザワ単体で観られるけど、『HiGH × LOW THE MOVIE』(以下ザム)も単体で観られるので、機会があれば是非観て欲しいですね!これはもう円盤出てるので!!!
個人的にはザム→ザム2こと『HiGH × LOW THE MOVIE2 END OF SKY』→ザム3こと『HiGH × LOW THE MOVIE3 FINAL MISSION』→テレビシリーズ(season1→season2→ザワEpisode.0)→ザワがオススメですね!
テレビシリーズのseason1、2はザム2の前でも大丈夫ですが、テレビシリーズを最初にはしない方がいいんじゃないかな…!


21:55
LUNA SEA「WISH」
バンギャルなので、最後はやっぱりね!


以上です!
細かくタイテを切ってるわけじゃないのと曲名書いてあるところもハイロー曲とWISH以外はあくまで予定なので、延期日程では違う曲にする可能性もあります。特にめりんちは完全に今の気分は、なので。
また、事前リクエストがあれば時間等調整する可能性がありますので、ご了承ください。

 

 

 

*1:主語デカじゃなくて国にバンギャル活動を左右される日が来るとは…

*2:他にもリクエスト多かったら調整する予定

*3:麒麟がくる 主演の明智光秀長谷川博己

*4:乾杯で3バンドのリーダーが並んでたやつ

*5:なお、この曲も実際に流す予定の曲じゃないです

*6:ネオグロテスクと同じ開場、キリトと同じような手袋、同じような客入れ演出